アイデア創出攻略ガイド

「良いアイデアを選び出す」収束ワークとは?

画期的な新商品/サービスについて調べてみると、複数の会社が同じアイデアを思いついているケースが少なくありません。

ところがA社は良いアイデアを選んで成功し、B社は平凡なアイデアのほうを選んで失敗してしまうことがあります。

このような場合、「発想力」ではなく「選抜力」で差がついています。ブレストから成果を挙げるためには、「良いアイデアを選び出す」ことも重要です。

選抜が重要なのはなぜでしょうか? 結局のところ、すべてを試してみるわけにはいかないからです。

ブレストをやるとたくさんのアイデアがでてきます。「よし、やってみよう!」と言いたいところですが、「試してみる」のは「思いつく」よりも何倍もお金も時間もかかるため、それをすべて実行することはできません。試す価値のあるものを選び出さなければいけません。

この「価値のあるものを選び出す」過程を収束ワークと言います。ブレストそのものはアイデアを広げるので発散ワークと呼ぶのに対して、選び出すのは減らす方向なので収束ワークと呼びます。

「発散ワーク」と同様「収束ワーク」にもコツがあります。

1つのアイデアには良い面もあれば悪い面もあります。どこからどう見ても良い点ばかり、という非の打ち所のないアイデアはめったにありません。まったく新しい、大化けするようなアイデアほど、良い面と同時に悪い面もあるのが普通です。

もし収束ワークで「ダメなものを捨てる」方法で選抜すると、良い面を活かして育てれば大化けするようなダークホース的アイデアが捨てられてしまいます。

ダークホースの芽を伸ばすためには、「良い面に注目して」収束ワークをしなければなりません。そのために役立つ代表的な方法が「ハイライト法」です。

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